豊音「今日は宮守のみんなでまた東京に遊びに来たよー!!」
豊音「みんなで一緒にいろいろ見て回るつもりだったんだけど…」
豊音「はぐれちゃったよー…ぼっちだよー…」シクシク
豊音「東京観光に来たよー!」
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- 咲―Saki―
豊音「今日は宮守のみんなでまた東京に遊びに来たよー!!」
豊音「みんなで一緒にいろいろ見て回るつもりだったんだけど…」
豊音「はぐれちゃったよー…ぼっちだよー…」シクシク
晴絵「うん。まあギャラも出るらしいし、体の良いバイトだと思って頑張りな」
憧「いやいや、頑張りなって言われても……」
憧「そもそも何をするのかも分かんないしするとも言ってないんだけど」
憧「っていうかキス我慢選手権ってなに?」
晴絵「そう言うと思って参考映像を用意してるから、早速見て」ピッ
憧(視聴覚質に呼び出された理由はこれか。一体何の映像で……)
晴絵(これを見た憧の反応……まあ第一声は間違いなく……)
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憧「絶対無理」
晴絵「そう言うと思った」アハハ
憧「てかどこのどいつが女子高生にこんなことさせようとしてるわけ!? 頭おかしいんじゃないの!?」
晴絵「まあまあ落ち着いて落ち着いて」
憧「落ち着いてられるか! 何十万積まれてもぜっったいにこんなことしないから」
宮永家
咲(お姉ちゃんとお母さんが長野に帰省しました。)
咲(たくさんお話ししたり、お買い物にいったり。やっと家族みんなで過ごせる…そう思っていました。)
咲(お姉ちゃんと『仮面ライダーW』を鑑賞するまでは…)
それは闇に乗じて行われる。
夜の暗闇が支配する町中で、人がいなくなった瞬間の路地で今宵も血飛沫があがる。
地面に首から血を流し倒れ伏した男の傍に立つのは忍び装束の女。
『猫』と呼ばれる金を払えば誰でも[ピーーー]といわれるスゴ腕のくのいちだった。
本名は池田華菜。
池田は息絶えた男を無感情な表情で冷たく見下ろす。
池田「こいつ、自分が恨み買いまくりなことしてる自覚なかったのかよ」
共の一人も付けずにのうのうと明かり少ない路地を酔って歩いていた相手。
悪徳な高翌利貸し屋のため、恨みの一つ二つどころじゃないだろうに
よくもまぁ平然と歩けたものだと池田は感心した。
そのおかげで簡単に殺せたのだが、あまりにも拍子ぬけ過ぎた。
池田「せめてもうちょっと手ごたえっつーか……まぁ、楽して金が手に入るんだからいっか」
ため息とともに己に言い聞かせるように池田はそういうと
再び布で口元を覆い、顔を隠すようにすると死んだ男の上に
己が殺した証として一枚の猫のカードを落とし、そのまま闇の中へと消えた。
久「え、何言ってるの?和…」
和「え、だって今、エトペンから声が…」
まこ「お前さんらしくないのう、ぬいぐるみが喋るだなんて…」
和「み、皆さんには聞こえないのですか?」
エトペン『そう、和ちゃんにだけ聞こえるように話している』
和「ほ、ほら!今もまた喋りましたよ!」
恭子「……」
洋榎「おかしいんや!!!」バン
竜華「……」
洋榎「絶対おかしいんや!!!」バンバン
セーラ「…………」
洋榎「あんなんありえへんのや!!!」バンバンバンバン
怜「…………で、何がおかしいんや?」
久x咲です
擬声語が苦手なので上手く補完していただければ幸いです
美穂子「はい、なんでしょう」
久「それ、ロンだわ」
美穂子「……あら」
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・オムニバス形式で咲SS
・基本百合
・部キャプ以外も書く予定
・溜めなし
・落ち無し
・考えなし
・才能なし
・のんびり
・リハビリ
・現実逃避
むかーしむかし、ある所に貧しい2人の女の子が住んでいました。
女の子の名前は、「透華」と「衣」と言いました。
透華という子はたいそう目立ちたがり屋でした。衣という子は親の形見である兎の耳のようなものをいつも頭につけていました。
衣は透華に比べて、とても小さな子でしたが、ふたりは同い年でした……