※モバマス×艦これのクロスオーバー作品となっております。 

※上記のような作品に不快感を覚える方は、読まないことを強く勧めます。 

※独自の世界観、設定などが含まれております。 

※前作 モバP「横須賀鎮守府から仕事の依頼ですか?」の続きとなっております。 

※口調、性格等のキャラ崩壊と思われる表現があるかもしれません。 

モバP「またですか?」 


ちひろ「えぇ、前回のライブが予想以上の成果が出てそうで、また頼みたいとの連絡がありました。」 


モバP「はぁ、仕事ですから、やれと言われればやりますよ。」 


ちひろ「話が早くて助かります。」 


ちひろ「今回も、先方から送られてきた三人の艦娘の資料を見て、うちのアイドルとユニットを組んでもらいます。」 


ちひろ「それと・・・今回の件について注意して欲しい点があります。」 


モバP「なんでしょうか?」 


ちひろ「先方と電話で打ち合わせをした際『当社には動物系アイドルもいますが、そういうのはいかがでしょうか?』という話題を振ったのですが。」

ちひろ「『猫以外なら問題ありません』との返答が返って来たんですよ。」 


モバP「猫・・・ですか?」 


ちひろ「えぇ。」 


モバP「なにか理由が?」 


ちひろ「さぁ?船乗りさんの間で猫は縁起が悪い、とかではないんですかね。」 


モバP「病室に4と9の数字が使われないってのと同じですか。」 


モバP「分かりました。そのことも考慮した人選にさせていただきます。」 


ちひろ「頼みましたよ。」 


・・・・・・・・・ 
・・・・・・ 
・・・

ー横須賀鎮守府 会議室ー 




提督「お待ちしておりました。」 


モバP「ご無沙汰しております。また、ご一緒できる機会を作っていただき、ありがとうございます。」 


提督「いえいえ、それはこちらの台詞です。前回のライブ、大変好評でしてね。 

   是非またやってほしいとの要望があり、CGプロさんの協力を仰ぎたいと思いまして。」 


モバP「恐縮です。」 


提督「どうですか?荒木さん達はお元気でしょうか?」 


モバP「えぇ。また会える日を楽しみにしていると言っていました。」 


提督「それは何よりです。うちの娘達から、皆さん元気にやっているか、と聞くよう頼まれたものでして。」 

モバP「お互い、伝言役というわけですね。」 


提督「はははっ。その通りですね。」 


提督「さて、世間話はこのくらいにして、本題に移りましょう。」 


モバP「そうですね。では、こちらから紹介の方をさせていただきます。ほら、一人ずつ始めてくれ。」 






早坂美玲「早坂 美玲だ、よろしく・・・ふんっ!」 


榊原里美「榊原 里美ですぅ。よろしくおねがいしまぁす。」 


水野翠「水野 翠です。よろしくお願いします。」 

提督「次はこちらの番ですね。各自、CGプロの皆さんに自己紹介を。」 






木曾「球磨型 5番艦 軽巡洋艦 木曾だ。よろしく頼む。」 


能代「阿賀野型 2番艦 軽巡洋艦 能代です。よろしくお願いします。」 


神通「川内型 2番艦 軽巡洋艦 神通です・・・あの・・・よろしくお願いします・・・」 



モバP「今回、美玲は木曾さんと。里美は能代さんと。翠は神通さんとユニットを組んでもらう。」 


モバP「仕事の目的、内容に関しては、前回と変わらないということで、文章にしてまとめておいた紙がある。各自読んでおくように。」 


任務娘「こちらの方でも、鎮守府内での注意点等を記載したマニュアルをご用意させていただきました。」 

提督「もしかしたらまた機会があるか、と用意していたのですが、無駄にならずに済みました。」 


モバP「どうやら同じ考えだったようですね。」 


モバP「口頭でざっくり説明させてもらうと、艦娘の方々と仲良くなってライブを成功させようってのが目標だ。」 


モバP「前回の成功という結果で、観客の期待のハードルは上がっているだろう。」 


モバP「だからこそ、練習期間内に出来る限りのことをしよう。みんななら何とかしてくれると俺は思っている。」 





・・・・・・・・・ 
・・・・・・ 
・・・

ー美玲&木曾編ー 



モバP「さて、レッスン3日目だが、美玲のやつ、うまくやれてるかな。」 


ルキトレ「お疲れ様です。」 


モバP「お疲れ様です。どうですか、調子の方は。」 


ルキトレ「うーん。レッスン自体は順調ですけど・・・美玲ちゃんの方に問題が・・・」 


モバP「あ、やっぱりですか。」 


ルキトレ「やっぱりって・・・分かってたんですか!」 

モバP「美玲は人見知りというか、心を許してない相手には懐きませんからね。本当、動物みたいな奴です。」 


ルキトレ「人選ミスだったのでは?」 


モバP「んー、ちょっと今回はプロデュースの方向性を変えてみようと思っているので。」 


ルキトレ「どういうことですか???」 


モバP「まぁ、今はまだ様子見です。どうしてもダメそうなら、俺の方で何とかしますので。」 



・・・・・・・・・ 
・・・・・・ 
・・・

ー中庭ー 



美玲「・・・・・・」トコトコ 


木曾「・・・・・・」カツンカツン 


美玲「ついてくるなよっ!ひっかくぞ!」クルッ 


木曾「いや、迷子になったら大変だと思ってな。」 


美玲「うるさい!一人がいいんだ!ウチは一匹狼タイプなんだよっ!」 


木曾「狼か、それは怖いな。」 


美玲「そうだっ!だから・・・」 

木曾「でも、クマよりはマシだな。」 


美玲「・・・熊?」 


?「クマー」 


?「ニャー」 


木曾「噂をしたら来やがった。」 


美玲「えっ!?」 


球磨「見つけたクマー」 


多摩「ここにいたのかにゃ。」

美玲「な、なんだっ!」 


球磨「この子が例のアイドルクマ?」ナデナデ 


多摩「かわいいにゃ」ナデナデ 


美玲「うわっ。やめろ!撫でるなー。」 


木曾「な。狼より熊の方が怖いだろ。」 


美玲「やーめーろー!。」 


木曾「ほら、姉貴達。そのくらいにしておけ。」 


球磨「むぅ~、分かったクマ。」 


多摩「ごめんにゃ。」

美玲「なんなんだよ・・・オマエら!ガルルル!」 


球磨「木曾のお姉ちゃんの球磨だクマ。」 


多摩「同じく木曾のお姉ちゃんの多摩にゃ。」 


美玲「・・・・・・似てないな。」 


木曾「よく言われる。」 


球磨「さて、挨拶もすんだので、これで行くクマ。」 


多摩「木曾のこと、よろしくですにゃ。」 

美玲「・・・なんだったんだ、今の?」 


木曾「姉貴達なりに、心配してくれたんだろ。」 


?「木曾さーん」パタパタ 


美玲「またなんか来た・・・」 


木曾「おう、訓練の帰りか?」 


まるゆ「はい!お昼になったので戻ってきたんです。」 


美玲「・・・・・・アザラシ?」 


木曾「モグラだな。」

まるゆ「モグラじゃないもん。まるゆだもん!」プンプン 


木曾「ははは、悪い、悪い。で、どうした?」 


まるゆ「あ、あの・・・一緒にお昼でもと思って・・・」 


木曾「あぁ、いいぜ。そうだ、美玲も一緒に来いよ。」 


まるゆ「えっ・・・」 


美玲「なんでウチもなんだよ!」 


木曾「付き合えよ、相棒なんだからさ。それに一人でいるとまたクマや猫が出てくるぞ。」 


美玲「う・・・分かった・・・仕方なくだからな!」 

ー次の日ー 




木曾「よっ」 


美玲「うわっ。また来た!」 


木曾「そう言うなって。隣、座らせてもらうぞ。」ドサッ 


美玲「・・・・・・なんか用かよ。」 


木曾「いや、話でもしようかと思ってな。」 


美玲「・・・・・・・・・」 


木曾「・・・・・・・・・」 


木曾「その眼帯似合ってるな。」

美玲「そ、そうか!なかなかファッションってものを分かってるな!」 


木曾「いや、そういうのは分からんが。思ったことを口にしただけだ。」 


美玲「・・・・・・なぁ・・・木曾の眼帯って・・・」 


木曾「ん、これか。ちょっと傷があってな。隠してるんだ。」 


美玲「・・・ごめん。」 


木曾「なにを謝ってるんだ?」 


美玲「ウチのはただのオシャレでつけてるだけだから・・・」 


木曾「いいんじゃないか。それで。」 

木曾「別に障害のある人を馬鹿にしてるわけじゃないんだろ。」 


木曾「自分らしくあるために必要だってんなら、胸を張って、好きなようにすればいいさ。」 


美玲「・・・・・・・・・」 


木曾「もし文句を言うような奴がいたら・・・そうだな。」 


木曾「そのときは、俺が味方になってやるよ。」 


美玲「・・・なんで会って間もないウチのこと、そこまで・・・」 


木曾「んー、お前と出会ったのは、俺がこの任務に選ばれたってだけの理由だ。」 

木曾「でもな、短い間でも、一緒になにかをやるからにはお前は俺の仲間だ。」 


木曾「だから、俺は最高の相棒になってやろうと決めたんだ。」 


美玲「変わってるな・・・木曾は。」 


木曾「変人の姉に囲まれて暮らしてるからかもな。」 


美玲「なんだよ。それ。」フフッ 


美玲「・・・・・・ウチは群れるのは苦手だ。」 


美玲「でも、自分のことを思ってくれる人にまで、牙を向けようとは思わない!」 


美玲「木曾のことは認めてやるよ!ふんっ!」 


木曾「そうか。はははっ。」 


美玲「わ、笑うなー!ひっかくぞ!」

・・・・・・・・・ 
・・・・・・ 
・・・ 


モバP(・・・様子を見に来たのだが・・・俺の出番はなさそうだな。) 


モバP(あの二人に関しては、これで大丈夫だろう。) 



ー鎮守府内 某所ー 



那珂「アイドルなのに・・・那珂ちゃんだってアイドルなのに・・・」 


那珂「どうして那珂ちゃんの出番がないのーーーー!」 


?「そこの形のいいおっぱいをしている艦娘ちゃん!」 


?「嘆くのはまだ早いにゃ!」 


那珂「だ、誰!?」 


?「あなたの味方、とだけ伝えておくにゃ。」 

ー里美&能代編ー 




モバP「お疲れ様でーす。」 


トレーナ「あ、お疲れ様です。」 


里美「お疲れ様ですぅ。」 


能代「お疲れ様です!」 


モバP「能代さん。レッスンには慣れましたか?」 


能代「はい。普段の任務とは勝手が違い、難しい点もありますがいい経験だと思っております。」 


モバP「そうですか。それはなによりです。里美、能代さんのこと頼んだぞ。」

里美「はぁい、わかりました~。私たち、これからお茶に行くのでこれで~」トコトコ 


能代「失礼します!」ザッザッ 



モバP「どうですか?ふたりの様子は。」 


トレーナー「いい感じだと思いますよ。ただ・・・」 


モバP「ただ?」 


トレーナー「里美ちゃんより、能代さんの方がしっかりしてて・・・熱意に差が出てるんですよね。」 


モバP「しっかり者で、真面目そうだもんね。能代さん。」 



・・・・・・・・・ 
・・・・・・ 
・・・

ー食堂 テラス席ー 


能代「里美さん。今日のお茶会なんだけど、私の姉も呼んでしまって・・・よかったかしら。」 


里美「ほぇぇ、お姉さんですかぁ。もちろん、いいですよ~。」 


能代「よかった。でも、遅れてくると思うから先に二人で始めてましょう。」 


里美「はぁい。」 


能代「とりあえず、紅茶とお菓子は用意させてもらったから、遠慮せずに食べてくださいね。」 


里美「うゎ~。色々とあって目移りしちゃいますぅ。」 


能代「先輩達のリクエストで、ティータイム用のお菓子の品揃えは結構いいのよね。」

里美「やっぱり、レッスンの後は甘いものですね♪」モグモグ 


能代「喜んでもらえたようで嬉しいです。」 




ー 一時間後 ー 



?「の~し~ろ~。ごめーん。忘れてたー。」 


里美「ふぁ。だれか叫びながら来ますよぉ。」 


能代「一時間か・・・ま、いつもよりは早いわね。」 


阿賀野「はぁ・・・はぁ・・・ごめん。約束したの忘れてた。」 


能代「まったく、阿賀野姉ぇったら・・・」

里美「こちらはぁ?」 


能代「あ、はい。ほら、阿賀野姉ぇ、自己紹介!」 


阿賀野「あー・・・阿賀野型 1番艦 阿賀野です。きらりーん☆」ビシッ 


里美「榊原里美ですぅ。よろしくお願いしま~す。」 


能代「阿賀野姉ぇは座って待ってて。今お茶の用意するから。」 


阿賀野「うん。ありがとー能代。」 


能代「はい。どうぞ」カチャ 


阿賀野「わーい。」ゴクゴク 


阿賀野「はぁー。能代の淹れてくれるお茶はいつも美味しいねぇ。」 

能代「普通の紅茶だけどね。」 


里美「仲がよろしんですね~、お二人は。」 


阿賀野「えー、そうかな。」 


能代「振り回されてるだけですよ。」 


里美「そんなことないですよぉ。」 


里美「お二人を見ているとぉ、昔のお兄様のことを思い出します~。」 


能代「お兄様?」 


里美「はい。とっても優しくて、お兄様に甘えてたころのことですぅ。」

里美「今はぁ、ちょっと会えなくて、寂しく思うときもあるんですけどねぇ。」 


能代「そっか・・・」 


阿賀野「うーん・・・・・・そうだ!」 


阿賀野「里美ちゃんも阿賀野の妹になりなよ!」 


能代「ちょっと阿賀野姉ぇ!なに馬鹿なこと言ってるの。」 


阿賀野「期間限定の妹ちゃんでさ。いっぱい甘えていいんだよ!」 




里美「・・・・・・・・・」





里美「えーっと・・・私がお兄様のようだと思ってたのはぁ、能代さんのほうでしてぇ~。」 


阿賀野「えっ!」 


里美「阿賀野さんは私みたいだなぁ、と・・・」 


阿賀野「いやいや、能代なんて阿賀野がいないとねぇ・・・」 


能代「阿賀野姉ぇ、口にお菓子付いてるよ」フキフキ 


阿賀野「・・・・・・・・・」 


里美「・・・・・・・・・」

阿賀野「阿賀野のほうがお姉さんなんだから・・・」フルフル 


里美「・・・ふふっ。分かりました。私、阿賀野さんの妹になりまぁす。」 


阿賀野「本当っ!」 


能代「ごめんなさいね。馬鹿なことに付き合わせちゃって。」 


里美「いいえ~。きっと、楽しいことになると思いますよぉ♪」 




・・・・・・・・・ 
・・・・・・ 
・・・ 

ー大浴場ー 



能代「もぉ~、阿賀野姉ぇ!と、里美さん!私の太ももとお腹撫でるのやめてって!」 


阿賀野「いや~」ワキワキ 


里美「ですよ~」ワキワキ 


能代「あーもー。矢矧も見てないで、二人を止めてよ!」 


矢矧「楽しそうでいいじゃない。私は混ざりたいとは思わないけどね。」 


能代「これじゃあ、本当に阿賀野姉ぇが二人に増えたみたいじゃない!」 


矢矧「ふぅ・・・いいお湯・・・」 


能代「お風呂でくらいゆっくりさせてよーーー!!」 

ー軽巡洋艦寮 那珂の部屋前ー 


コンコン 


神通「那珂ちゃん・・・起きてる?」 


神通「お願いだから、お部屋から出てきて・・・」 


神通「今回の人事の件・・・きっと提督にもなにか事情があったんだと思うの・・・」 


神通「那珂ちゃんがアイドルに憧れてるのも知ったと思うから・・・」 


神通「・・・ごめんね。那珂ちゃんじゃなくて私で・・・」 


神通「提督には那珂ちゃんと変えてもらうようにお願いしたんだけど・・・」 


神通「断られちゃって・・・」 


神通「・・・・・・ご飯、扉の前に置いておくからね・・・」 

とりあえずここまで。 
続きはまとまり次第、投下したいと思います。

少しずつ書きながら再開します

ー翠&神通編ー 


モバP「・・・・・・様子がおかしいですね。」 


ベテトレ「プロデューサーも、そう思いますか。」 


モバP「えぇ、これでも数多くのアイドルを見てきましたからね。」 


モバP(神通さんの様子が変だ・・・) 


モバP(心ここにあらず、といった風に俺には見える。) 


モバP(まいったな。もし、プライベートな問題だったら、手の打ちようがないぞ。) 


モバP(翠にとっては、神通さんとのユニットはいい経験になると思っていたのに・・・) 



・・・・・・・・・ 
・・・・・・ 
・・・

神通「す、すみません‥・私、失敗ばかりで・・・」 


翠「いえ、気にしないでください。不慣れなことをしているのです。失敗するのは当然のことですよ。」 


神通「はい・・・」 


翠「ただ。」 


神通「なんでしょう・・・?」 


翠「失礼ながら、心に淀みが見受けられます。」 


神通「えっ・・・」 


翠「心に迷いがあるのなら、それは動きにもつながります。」 


翠「まずは心を落ち着かせることを意識すればよろしいかと。」

神通「そう・・・ですよね・・・」 


?「神通先輩。ここにいましたか。」 


神通「初霜ちゃん・・・なにかあったの?」 


初霜「はい、提督から神通先輩に出動要請がかかってます。」 


翠「!!」 


神通「敵襲?」 


翠(えっ・・・・・・目つきが・・・変わった?) 


初霜「鎮守府近海で潜水艦らしき反応があったとの報告があり、有事に備え待機してほしい、とのことでした。」 


神通「そう。敵はこちらに来る可能性はあるかしら?」

初霜「いえ、既に第二艦隊が現地に到着し、作戦行動へ移行するとのことなので、可能性は低いかと。」 


神通「万が一に備える、というわけですね。」 


神通「・・・分かりました。神通、出撃準備が出来次第、待機行動に移ります。」 


翠(先程までのオドオドとした態度がまったく感じられない・・・) 


翠(まるで別人だ・・・それに・・・あの目・・・) 


翠(とても深くて・・・とても静かで・・・) 


神通「水野さん」 


翠「は、はいっ!」ビクッ 


神通「お話は聞こえていたと思います。私は行かなければなりません。」 


翠「はい。お気をつけて・・・」 

・・・・・・・・・ 
・・・・・・ 
・・・

翠「・・・なんだったんだろう、あの神通さんの変わり様は・・・」 


モバP「よっ、難しい顔してるな。」 


翠「Pさん。お疲れ様です。」 


モバP「一人か、ちょうどいい。話があるんだ。」 


翠「なんでしょうか。」 


モバP「軽巡洋艦 神通について、少しだけ説明しておこうかと思ってな。」 


モバP「説明といっても、俺が調べた範囲でわかってることだけなんだけどな。」 


モバP「帝国海軍時代、『第二水雷戦隊』と呼ばれる精鋭部隊があったんだ。」 


モバP「そこで部隊の指揮官を乗せる船・・・旗艦を、最も長く務めていたのが神通だ。」 


モバP「部隊の先頭で戦う武闘派のエリートってわけだな。」 


翠「・・・・・・・・・」 

モバP「艦娘には大戦時の記憶があると聞いている。」 


モバP「提督さんの話では、今の神通さんも軽巡洋艦のエースとして活躍してるらしい。」 


モバP「資料としてもらった映像を見たとき思ったんだ。」 


モバP「普段は大人しく、控えめな面が目立つが、いざ戦いへと赴くときの真剣な眼差し。」 


モバP「武道を嗜んでいる翠なら、なにか感じるものがある。二人ならお互いを高めあえるんじゃないかと。」 


翠「私が選ばれたのは、そのような理由があったのですね。」 


モバP「あぁ。だけど悩み事でもあるのか分からないが、本調子じゃなかったみたいだな。」 


翠「いえ、その心配は無用ですよ。」 


モバP「ん?」 


翠「一度決意が固まれば、迷うことのない人だろうと、つい先程感じることが出来ましたから。」 



・・・・・・・・・ 
・・・・・・ 
・・・

ー軽巡洋艦寮ー 



神通「あ・・・水野さん・・・」 


翠「お帰りなさい。大丈夫でしたか?」 


神通「はい・・・幸い、出撃することはありまあせんでしたので・・・」 


翠「・・・先程はすみませんでした。」 


神通「なんのことでしょうか?」 


翠「心がどうとか・・・わかったようなことを言ってしまったことです。」 


神通「・・・いいえ、あなたの言うとおりでしたから。」 


神通「迷っていたことは確かです。それに、負い目もありましたからね。」 

神通「待機中、考えていたんです。」 


神通「人を守ることと、人を喜ばせることは同じくらい大切なことなのではないかと。」 


神通「私が選ばれたのなら、私情で悩む前に、真剣に取り組まなければいけなかったんです。」 


神通「ご迷惑をおかけしました。明日からは、もう迷いません。」 


神通「こんな私ですが、改めてよろしくお願いします。」 


翠「いえ、こちらこそ。・・・神通さんに一つお願いがあります。」 


神通「なんでしょうか。」 


翠「私のことはどうか翠とお呼び下さい。」 


神通「分かりました・・・えっと、翠・・・さん。」

?「お、ちょうどいいところで会ったわね。」 


神通「夕張さん。お出かけですか?」 


夕張「まぁ、そんなところ。ちょっと望月のところまでね。」 


夕張「前に貸したDVDプレイヤー、まだ返してもらってないから取り返しにね。」 


神通「そうですか・・・」 


夕張「あと、そろそろアレの時間だからさ。川内のこと捕まえておきなさいって伝えたかったの。」 


神通「あ・・・そうですね。ありがとうございます。」 


夕張「それじゃ。アイドルさんもゆっくりしていってね。」 



・・・・・・・・・ 
・・・・・・ 
・・・ 

ちょっとだけ前のお話。 


ーCGプロ事務所ー 


ちひろ「いよいよ来週から鎮守府でのレッスンですかー。」 


ちひろ「あ、電話だ。もしもし・・・はい、この度はありがとうございます。」 


ちひろ「えっ・・・手違い?ですか。」 


ちひろ「はい・・・はい。二番艦と三番艦を間違えて・・・」 


ちひろ「しかし、すでにこちらの人選は終わっていまして・・・はい・・・変更となりますと、今後のスケジュールに影響が・・・はい」 


ちひろ「そうなりますと追加という形で・・・はい・・・もちろん依頼料も増えますが・・・」 


ちひろ「分かりました。追加でもう一名ということでよろしいですね・・・はい。」

ちひろ「契約書の方は後日・・・はい・・・では、そのように手配しておきます。失礼します」ガチャ 


ちひろ「さて・・・どうしましょうか。」 


ちひろ「プロデューサーさんに頼めば引き受けてくれるでしょうが、あまり負担はかけたくないですねぇ。」 


ちひろ「あ、そうだ。いいこと思いついた。」 


ちひろ「この案で、プロデューサーさんに相談してみましょうか。」 








愛海「ちひろさん、話は聞かせてもらったよ。」 


みく「ちひろチャンにお願いがあるにゃ。」 


ちひろ「愛海ちゃんにみくちゃん、どうしましたか?」

愛海「四人目の艦娘と組むアイドル・・・あたしたちをプロデューサーに推薦して欲しいんだ。」 


ちひろ「二人ですか?難しいですね・・・ギャラのこともありますし。」 


愛海「お金はいらない。むしろ払いたいくらいだよ。」 


ちひろ「どうしてそこまで・・・・・・」 


愛海「・・・海にも山はあるんだよ。なら、私が行かないと。」 


ちひろ「はぁ・・・それでみくちゃんはどうしてですか?」 


みく「今までに見たことのないみくの姿を見せて、新しいファンを増やすためにゃ。」 


ちひろ「う~ん。猫はNGって言われてるんですけどねぇ・・・」 


ちひろ「でも、先に無茶を言ってきたのは向こうだから、こちらのわがままも聞いてもらえるかも。」 


ちひろ「分かりました。お二人のこと、プロデューサーさんと考えておきますね。」 

ーレッスン後ー 



球磨「クマー」チラッ 


多摩「ニャー」チラッ 


美玲「ガオー」チラッ 


木曾「・・・・・・・・・」 


球磨&多摩&美玲「ジー」 


木曾「キ、キソー・・・」 


球磨&多摩&美玲「イェーイ」パシン

里美「すっかり仲良しさんですねぇ。」クスクス 


木曾「この前泊まりに来たとき、姉貴達の部屋で遊んでてな。それでだ。」 


翠「いいことじゃないですか。」 


神通「えぇ。私たちも見習わないと。」 


木曾「まったく・・・一匹狼はどこに行った?」 


美玲「いいんだよ!同じ動物繋がりってやつだから!」 


能代「へぇ~、泊まって行ったんだ。それじゃ、次は私たちのところに来る?」 


美玲「か、考えておいてやるよ!」 

木曾「おいおい、俺の相棒だぞ。」 


能代「硬いこと言わなくてもいいじゃない。ちょっとの間交換よ。」 


里美「ふゎあ。楽しそうですねぇ、それ。」 


翠「しかし、改めて見るとずいぶんと個性的な面子が集まったものです。」 


能代「そうよね。全員バラバラって感じがするけど、本当に大丈夫かしら。」 


神通「わ、私たちは・・・普段から訓練してますので・・・」 


翠「こちらもです。鍛錬を積み重ねて、必ずやいいステージしてみせます。」

ガサガサ 



木曾「ん?今、向こうで物音がしなかったか?」 


里美「??」 


翠「・・・・・・気のせいでは?」 


                  に、にゃー>? 


木曾「姉貴、今鳴いたか?」 


多摩「多摩じゃないにゃ。」 


神通「猫・・・でしょうか?」 


・・・・・・・・・ 
・・・・・・ 
・・・

愛海「前川さん、離して!艦娘が!艦娘が三人も!」ジタバタ 


みく「だめにゃ!今はまだ隠れてないと。あと前川じゃなくてみくにゃ!」 


愛海「まったく・・・これじゃ、何のためにこの仕事を引き受けたのか分かんないよ。」 


?「おーい、ふたりともー。こんな所にいたー。」 


愛海「あっ、那珂ちゃん!」 


那珂「そろそろレッスンの時間だからさっがしに来たよー☆」 


愛海「うわあああん。那珂ちゃーん!」モミモミ 


那珂「なにかあったの?愛海ちゃん。」 

みく「なんでもないにゃー。」 


愛海「・・・・・・制服の生地が固くてあんまり・・・」モミモミ 


那珂「一応、軍服だからねぇ。」 


愛海「・・・・・・もっと桃源郷をイメージしてたのに・・・」モミモミ 


みく「文句はちひろチャンにいうにゃ。」 


愛海「騙された・・・他の艦娘と触れ合う機会さえ奪われるなんて・・・・・・」モミモミ

ー回想ー 


ちひろ「鎮守府内で問題を起こされると大変困るので、みくちゃん。お目付け役をお願いしますね。」ニッコリ 


ー回想終わりー 


愛海「私にはもう那珂ちゃんしかいないよ・・・」モミモミ 


那珂「よしよし。那珂ちゃんスマイルで元気にしてあげるから。キャハ☆」 



・・・・・・・・・ 
・・・・・・ 
・・・ 

里美「みんなでカレー作り。ふふふ。楽しみですぅ。」 


能代「海軍伝統のカレーよ。期待していいと思うわ。」 


美玲「なんでカレーが伝統なんだ?」 


神通「り、理由は大きく分けて二つあります・・・」 


神通「一つ目は栄養補給のため、船の上でもこぼれにくく、調理が簡単で栄養があり、ご飯といっしょに食べられるから。」 


木曾「もう一つは曜日感覚を忘れないためだな。長期間海にいると曜日感覚がなくなるから、 

   特定の曜日に食べるものを決める際、カレーが選ばれたってわけだ。」

能代「私たち艦娘も、ほとんどの人が作れるんだけど、結構個性が出ちゃうのよね。」 


翠「なるほど。興味深い話ですね。」 


美玲「ウチは料理はちょっと・・・」 


木曾「心配すんな。俺が教えてやるよ。」 


美玲「出来るのかよ!」 


木曾「あぁ、任せておけ。」 


・・・・・・・・・ 
・・・・・・ 
・・・ 

里美「甘いお菓子を食べている時ですねぇ♪」 


木曾「そうだなぁ、やっぱり勝利の瞬間だな。」 


美玲「ぬいぐるみを選んでいるとき!」 


能代「うーん。姉妹で一緒にいるとき?」 


翠「的を射抜くことが出来たときでしょうか。」 


神通「・・・・・・敵艦に魚雷が命中して爆散したとき・・・・・」 


美玲「・・・・・・・・」

木曾「・・・・・・・なぁ。」 


翠「なんでしょう。」 


木曾「たしか、楽しいと思うときって話題だったよな・・・」 


翠「えぇ。」 


神通「それがどうかしましたか?」 


木曾「いや・・・俺が気にするのもおかしい話か。」 


・・・・・・・・・ 
・・・・・・ 
・・・ 

ー食堂ー 



提督「おや、珍しいですね。こんなところで会うなんて。」 


モバP「あぁ、お疲れ様です。休憩ですか?」 


提督「まぁ、そんなところです。」 


提督「四六時中秘書艦と一緒というのもなかなか堪えるものでして、 

   たまには一人になりたい時もあるんですよ。」 


モバP「それは、なんと言っていいのやら・・・」 


提督「それはそうと、うちの娘たちの調子はいかがですか?」 


モバP「えぇ、皆さん上々の仕上がりになりつつあると判断しています。」

提督「それはなによりです。」 


モバP「チームワークのほうも普段からコミニュケーションを取り合っているおかげか、 

   傍目からは友人同士のように仲がいいように、私からは見えますね。」 


提督「友人・・・ですか。」 


モバP「はい。」 


提督「それはよかった。やはりプロデューサーさんの目は確かなもののようだ。」 


モバP「アイドル達の頑張りが一番大きいと思いますがね。」 


提督「我々が出来ることなんて、信じて結果を待つくらい・・・ということですね。」 


モバP「その通りです。」 



・・・・・・・・・ 
・・・・・・ 
・・・

ー本番まで残り5日ー 


ベテトレ「お前たち、今日のレッスン始めるぞ。」 


美玲「あれ?」 


ベテトレ「どうした。」 


翠「マストレさんではないのですか?」 


ベテトレ「あぁ、今回は先約があってな、私が引き続きお前たちの担当だ。」 


能代「噂の地獄の特訓とやらに興味があったんだけど。」 


神通「残念・・・です。」 



・・・・・・・・・ 
・・・・・・ 
・・・

マストレ「お前達!まだまだいけるな!」 


みく&愛海&那珂「はい!!!」 


マストレ「よし!いい返事だ!褒美にレッスン量を1.5倍に増やしてやる!嬉しいだろ!。」 


みく&愛海&那珂「はい!!!ありがとうございます!!!」 


モバP「おー、やってる、やってる。」 


モバP「ちひろさんの案、採用したのは成功だったみたいだな。」


ー回想ー 


モバP「短期集中レッスンですか?」 


ちひろ「えぇ、今からみくちゃんや愛海ちゃんのスケジュールを調整するにも、 

    他のみんなのように時間が取れるわけではないと思います。 

    ですので、マスタートレーナーさんによる短期間のレッスンを提案します。」 


モバP「そうですね・・・あいつら次第ですが、そのほうがいいかもしれないですね。」 


ー回想終了ー 


モバP「みくはともかく、愛海まであんなに熱心にやるとは思わなかったけどなぁ。」 


愛海(私はまだ諦めていないよ!ライブを成功させ、打ち上げの時にでも、あの艦娘三人の山を制覇してやる!) 


・・・・・・・・・ 
・・・・・・ 
・・・ 



全国の師匠P及びファンの皆様には、大変失礼なことを二度もしてしまいました。 
許してください、なんでもしまむら

ー残り1日ー 


木曾「いよいよ明日が本番なわけだが・・・」 


翠「なにか特別な、思い出に残るようなことでもやりますか?」 


能代「駆逐艦の子達はピクニックに行ったって聞いたけど。」 


里美「う~ん。普段から、レッスンの後はみんなで集まって、色々とやってましたからねぇ。」 


美玲「無理にしなくてもいいんじゃないか?」 


神通「そう・・・ですね。」 


能代「しかし、明日で終わりって・・・実感が湧かないわね。」

木曾「あぁ。もっと続くような気がしてたんだけどな。」 


翠「それだけ、密度の濃い時間を過ごしてきたということでしょうか。」 


神通「では、今日はどうしましょうか?。」 


里美「いつも通り、お茶とお菓子でおしゃべりとかはいかがでしょうか~。」 


能代「いいんじゃないの。いつも通りで。」 


美玲「だな♪」 



・・・・・・・・・ 
・・・・・・ 
・・・

ーCGプロ&横須賀鎮守部合同ライブショー 屋外特設ステージー 




青葉「どもども~。みなさーん。お待たせしました~♪只今より、CGプロ&横須賀鎮守部合同ライブショーを開催したいと思います。」 


青葉「司会は私、青葉型 1番艦 青葉と~」                                    


新田美波「CGプロ所属、新田 美波でお送りします。」                           


青葉「本日はよろしくお願いします。新田さん。」 


美波「こちらこそ、よろしくお願いします。」 


青葉「いや~、すごいお客様の数ですね~。」 


美波「そうですね。みなさんの熱気が、こちらにまで届いてますよ。」 


青葉「青葉、ちょっと客席までインタビューをしに行きたいのですが・・・今日は我慢です!」 


青葉「さて、それでは始めるにあたり、開演のファンファーレの代わりに、特別な出しものをご用意させていただきました♪」

美波「特別・・・?」 


青葉「はい♪川内型一番艦 川内を旗艦とした軽巡洋艦で編成された『特別夜戦部隊』の砲撃を開演の合図とさせていただきます。」 


美波「砲撃ですか!?」 


青葉「もちろん、空砲での砲撃となりますが、すごい音がすると思うので、そういったのが苦手なお客様は耳をふさいでくださいね。」 


青葉「それでは新田さん。カウントダウンをお願いします!」 


美波「はい。それでは・・・3!」 


青葉「2!」 


青葉&美波「1!」 

<ドンッ ドン ドン          \  ワー  ワー  キャー  スゲー  /         ドンッ ドン ドン> 








美波「すごい・・・大きい・・・・・・音と振動・・・でしたね。」 


青葉「いやー、お腹の中までビリビリくるようでしたねぇ。」 


青葉「さて、それでは本日の主役のご紹介を・・・」 




?「ちょっと待ったーーーーーーーーーー!!」 


美波&青葉「!?」 

那珂「みんな~~~~。艦隊のアイドル改め、みんなのアイドル那珂ちゃんだよ~~~~~~~~~キャハ☆」 


みく「みんなの猫アイドルみくにゃんもいるにゃ!」 


愛海「老若男女、特に女性に好かれたいあたし!棟方 愛海もいるよー!」 


美波「あの方たちは・・・出演者リストには載っていなかった方たちですね。」 


青葉「あーっとなんということでしょうか。乱入です!殴り込みです!」 


青葉「決して台本に『ここで三人が登場』なんて書かれてはいないので、とんだサプライズですねぇ!」 


那珂「今日はみんなに~~那珂ちゃんたちが笑顔と元気をあげに来たよ~~~☆」 


みく「だから、いっぱい楽しんでいってもらいたいにゃ!」 


愛海「あたしたち、精一杯頑張るから、最後まで楽しんでいってね~!」 

ー特設控え室ー 



木曾「おいおい、聞こえたか?ステージが乗っ取られたぞ。」 


里美「みくちゃんと愛海ちゃんも来ていたんですねぇ~。」 


神通「那・・・珂ちゃん・・・・・・」 


翠「神通さん?」 


神通「よかった・・・・・・本当によかった・・・・・・」ポロポロ 


翠「・・・・・・泣かないでください。これから、私たちも彼女たちと同じ舞台に立つのです。」

翠「ですから、笑顔でいてください。そのほうが楽しいと、私は思います。」 


神通「はい・・・・・・はい・・・・・・」ポロポロ 


美玲「人の縄張りで好き勝手やりやがって!」 


能代「なら、私たちで取り返さないとね♪」 


木曾「応!」 


木曾「お前ら、準備はいいか!いくぞーーー!!!」 


六人「オー!!!!!!」 



・・・・・・・・・ 
・・・・・・ 
・・・ 

ー特設ステージー 



\   ワー    ナカチャーン     ミクニャーン     キャー   / 




那珂「みんな~、ありがとー!!」 


神通「那珂ちゃん・・・」 


那珂「!」 


那珂「・・・・・・心配かけてごめんね。」 


神通「ううん、いいの。本当によかった・・・」 


木曾「おっと、感動の再開の途中で悪いが、俺たちのこと、忘れてもらっちゃ困るぜ。」 

美玲「そうだっ!ここから先はウチら『単眼の海獣』と。」 


里美「わたしと能代さんのユニット。」 


能代「『スゥイートシスターズ』と。」 


翠「私と神通さんのユニット『海上一の弓取り』が。」 


神通「・・・このステージの主役です!」 


愛海「あたしたちだって前座で終わるつもりはないよっ!」 


みく「その通りにゃ!」 


那珂「会場のみんなーー!最後まで応援、よっろしっくね~☆」 


・・・・・・・・・ 
・・・・・・ 
・・・ 




ー次の日ー 



モバP(ライブの結果は前回に引き続き大成功を収めた。) 


モバP(サプライズゲストとして出たみくたちも、観客には好評だったようだ。) 


モバP(そして、俺が見るのは二度目となる、別れの瞬間が迫っていた。) 




木曾「楽しかったぜ。」 


美玲「・・・・・・・・」

美玲「木曾・・・」 


木曾「なんだ?」 


美玲「これ・・・やるよ。」ゴソゴソ 


木曾「これって・・・おまえが被ってた爪付きのフードじゃねぇか。」 


美玲「熊と猫の妹が獣っぽくないのも変だろ!」 


木曾「・・・そうだな。ありがたくもらっておくよ。」 


美玲「大事にしろよなっ!」 


木曾「あぁ。約束しよう。」 


能代「寂しくなるわね。」 


里美「ご一緒できて、本当に楽しかったですよ~♪」 


能代「うん。こっちも楽しかったよ。」 


里美「阿賀野さんにも、よろしくお伝えください。」 


能代「了解。元気でね。」 


里美「能代さんも。」 



翠「貴重な経験をさせていただきました。」 


神通「翠さん・・・」 


翠「今後の活躍、陰ながらお祈りさせてもらいます。」 


神通「ありがとうございます。」 


翠「お体に気をつけて。また、縁がありましたら・・・」 


神通「えぇ、その時が来るのを楽しみに待っています。」


那珂「ありがとう。みくちゃん、熱海ちゃん。」 


みく「それはこっちのセリフにゃ。」 


愛海「忘れないよ。那珂ちゃんのこと。」 


那珂「ファンになっちゃった?」 


みく「うん。みくはこれからずーっと那珂ちゃんのファンでいるにゃ。」 


那珂「ありがとう。那珂ちゃんも、ずーっとみくちゃんのファンだから。あ、勿論愛海ちゃんもね☆」 


愛海「那珂ちゃーん!」モミモミ



モバP(まるで卒業式のような光景だと思った。友達同士が離れ離れになるけど、 

   またいつか遊べるとお互いが思っている。そんな光景だった。) 


モバP(住む世界が違う人達でも、友達になることはできるのだと、彼女たちを見て俺は思う。) 



おしまい


あとがき 

まさかの第二弾。今回は軽巡編でしたが、他に思いついたペアは 

大井&まゆ 長良型&茜or若林 球磨or多摩&仁奈等がありました。ってか球磨型多いな・・・ 

最後まで読んでくださった方、途中レスしてくれた方、感謝申し上げます。 

最後にひとつだけ書いておきたいことがあります。 

“みんなちがって、みんないい” 

以上です。ありがとうございました。