真「今日も疲れたなー。でも忙しいってことは人気が出て来たってことだからね!忙しさはいつもより1.5倍だけどやる気は15倍だよ!」 

真「っと、明日も朝早いからもう寝なくっちゃ。寝る前にpiyotterでファンの皆に挨拶してっと」 


『きゃっぴぴぴーん☆真ちゃんはもうおねむの時間だから今日は寝ちゃうなりよ~♪』 


真「これでよしっと!……あれ?なんだろうこの広告」 



伊右衛門 10周年御礼 
抹茶で、お茶はおいしくなる。 
比べて実感セット その場で10万名様に当たる! 


真「お茶かぁ。雪歩にあげたら喜ぶかな」 

真「懸賞なんて当たったためし無いけど、せっかくだから応募してみようっと!」 

真「ここをクリックするだけでいいのかな?」カチッ 




サントリー伊右衛門「抹茶で、お茶はおいしくなる。比べて実感セット」に当選しました。 
皆に喜びの声を伝えよう! 



真「へっ!?」 


真「やーりぃ!当たっちゃったよ!懸賞なんて初めて当選したよ!」 

真「へへっ明日は皆に自慢しちゃおうかな!」 







菊地真 @makkomakkorin 
サントリー伊右衛門「抹茶で、お茶はおいしくなる。比べて実感セット」に当選しました。その場で10万名様に当たる!5月26日まで。 


雪歩「……ッ!」

ラジオ アイドルマスター シンデレラガールズ デレラジ DVD Vol.8

~~~ 翌日 ~~~ 

真「おっはよーございまーすっ!」 


響「はいさーい!真!」 

真「あれ?事務所に居るの響だけ?」 

響「さっきまで雪歩がいたんだけどね、買い出しに出ちゃった」 


響「それよりもおめでとう!」 

真「あれ?何かあったっけ」 

響「ほら昨日のpiyotterのやつ!自分懸賞当たってる人を初めて見たぞ」 

真「あーあれボクも自慢しようと思ってたんだよ!まさか本当に当たると思わなくてさ!」 

響「あの後もしかしたら自分も!と思って応募してみたんだけどハズレだったんだよね」 

真「まぁ当たったのは9万9千人に当たるBセットって方だったんだけどね。 
  どうせならAセットの方が良かったとは思うんだけど当たっただけでも感謝しなくっちゃ!」

響「でも真がお茶の懸賞に応募するなんて意外だったぞ」 

真「あはは、たまたま目に入っただけだよ。 
  それにお茶なら雪歩にあげれば喜ぶかなーと思ってさ」 

響「じゃあさ!届いたら事務所に持ってきて雪歩に淹れてもらわない?」 

真「うん、ボクも元々そのつもりだったよ。あー早く届かないかなぁ!」 


ガチャ 

響「あっ!雪歩帰ってきたかな?」 

真「雪歩おかえり!」 

雪歩「ただいま響ちゃ…ッ!?」 

響「?」 

雪歩「ちょ、ちょっと給湯室の方に行ってくるね」 バタン タッタッタッタッ 


響「なんか…」 

真「様子がおかしかったよね?」

響「朝いっしょにお喋りしてたけど、その時は別に普通だったのになぁ」 

真「そうすると買い出しの途中で何かあったのかな」 

響「ごめんね、雪歩は遠慮してたんだけど……やっぱり自分も買い出しに付き合うべきだったかも」 

真「響が謝ることじゃないよ。 
  ちょっとボク心配だから雪歩の様子見てくる!」 





真「雪歩!」 

雪歩「ぁ…!?」ビクッ 

真「あっお茶を淹れてたのか。せっかくだからボクも手伝うよ」 

雪歩「……」フリフリ 

真「はは、そんなに首振って遠慮しなくたっていいよ。 
  そうだ!せっかくだから雪歩にお茶の淹れ方を教えてもらおうかな!そうすれば  雪歩「やめて!」 

真「!?」ビクッ 

雪歩「……」 

ガチャ バタンッ 



真(雪歩は何も言わず給湯室から出て行った) 

真(何でだろう。今日の雪歩はなんだか冷たい)

雪歩「おまたせ響ちゃん」 

響「お茶淹れてたのかー!雪歩ありがとう! 
  ……あれ?そういえばそっちに真来なかった?」 

雪歩「あ……来たんだけどね、何というか……その…」 


真「雪歩!」 

雪歩「……ッ!?」 

真「さっきからどうしたのさ!ボクは雪歩のことを心……配…」 


真(テーブルの上には温かいお茶が。) 


真(響の分と雪歩の分の二杯だけ……。)

真「どうしてこんな真似するんだよ!」 

雪歩「……」 


真「黙ってちゃ分からないだろ!ボク雪歩に何かした!?」 

雪歩「……」 


真「だからどうして無視するんだよ!」ドンッ 

雪歩「ひっ!」 

響「わわわわわ、ちょ、ちょっと落ち着くさー!」オロオロ 

響「雪歩も無視はダメだぞ!さっき様子がおかしかった雪歩の事を、真が一番心配してくれてたんだからね」

~~~ 数分後 ~~~ 

真「…………」 

雪歩「…………」 

響「」 



響(自分を挟んで火花を散らし合っている…) 

響(うぎゃー!神様のの様助けて欲しいぞー!) 







雪歩「………だよね」 

真「えっ?」 


雪歩「だって真ちゃんは私が淹れるお茶なんてもう飲みたくないんだよね?」 

真「ボクがいつそんなこと言ったっていうのさ!」

雪歩「じゃあなんで伊右衛門なんかの懸賞に応募したの!?」 

真「へっ!?」

雪歩「ずっと真ちゃんのためを思って茶葉・お湯の温度・量を研究してきたんだよ」 

雪歩「もうこれ以上は無い!ってぐらいの至高のお茶を毎日淹れてたのに……」 

雪歩「こんな既成品でしかない伊右衛門に真ちゃんを取られちゃったようで悲しかった」 

真「雪歩……」 


雪歩「無視するつもりはなかったんだよ?ただ真ちゃんの顔を見た瞬間、嫌でもあの伊右衛門のロゴが頭に浮かんできて声が出なくなっちゃって……」 

真「待って!雪歩!」ドンッ 

雪歩「ひっ」 

真「雪歩は誤解してるよ!伊右衛門のことを!!」 


響「ん?」 

真「確かに伊右衛門……ううん市販のお茶には工場製の既成品というイメージがあるよね」 

真「でも考えてみてよ!伊右衛門は今年で10周年なんだ。 
  もし伊右衛門が安っぽい既成品だったとしたら10周年を迎えられると思う?」 

雪歩「で、でもお茶は急須で淹れないと美味しくならないよ!」 



真「それは違うよ!」 



真「確かに雪歩が急須で淹れてくれるお茶は美味しいよ。でもこの急須には大きな欠点があるんだ」 



真「お茶にはお湯に溶け出る成分と溶けにくい成分の二つがあるのは知ってた?」 

雪歩「お茶のことなのに……初めて聞いたよ」 

真「急須で入れたお茶ではこの『溶けにくい成分』が茶殻に残ってしまうんだ」 


響(なんか話が突拍子も無くなってきたぞ……) 

真「でも茶葉を石臼で挽いたもの…つまり抹茶ならその溶けにくい成分までもをまとめて摂ることができるようになるんだ」 

雪歩「も、もしかして伊右衛門は!」 

真「そうなんだよ!伊右衛門は石臼挽きの抹茶がたっぷりと入っているから急須や他のお茶では決して味わえない豊かな美味しさを愉しむことができるんだ!」 

響「だから懸賞のくじが石臼の形をしてたのかー」 


雪歩「でもやっぱりおかしい!機械で選定した茶葉じゃどうしても単調な味になると思う…… 
   人が厳選したものには決して勝てないよ!」 

真「そこなんだよ!」 

雪歩「えっ」 

真「伊右衛門は京都・福寿園の茶匠が厳選した国産茶葉を100%使ってるんだ!」 

真「全国各地の茶産地をプロの茶匠が巡って厳選した茶葉が伊右衛門へと姿を変えている」 

雪歩「でも私だって皆のために10種類のお茶をブレンドして作ってるよ」 

真「雪歩がボク達のためにまごころを込めてお茶を淹れてくれていることはボク達みんなが知ってるよ」 

真「でもこの伊右衛門はあんと200種類以上の茶葉から作られてる唯一の組み合わせで出来ているんだ!」 

雪歩「に、200種類以上も!?」 


真「しかもその1種類1種類をいつ、どこで、誰が、どのように生産しているのかを辿ることが出来る。 
  産地偽装とか嫌な事件がある中でも安心して飲めるんだ!」 


響「自分もう帰っていいかな」 

真「だめ」

響「でもどんなに良い茶葉を使ってたとしても結局好みの味かどうかは人それぞれな気がするぞ」 

真「それも大丈夫。伊右衛門には 

  ・伊右衛門 
  ・伊右衛門 濃い目 
  ・伊右衛門 玄米茶 
  ・伊右衛門 焙じ茶 
  ・伊右衛門 特茶 

  などなど、数多くの種類が発売されているんだよ。」 

雪歩「私も玄米茶は詳しくないのに……これなら飽きることなく毎日楽しめるね」 

真「更に期間限定で更に多くの風味を味わうことが出来る。だからこそ全国のコンビニではシェア1位を記録しているんだ」 

響「伊右衛門はお茶界のトップアイドルだったんだなー」

雪歩「ふふ……お茶には自信あったんだけどな」 

真「雪歩……」 

雪歩「伊右衛門には敵わないや」 


真「それも違うんだよ雪歩!」 

真「ペットボトル飲料というイメージが強い伊右衛門だけどボクが当たった懸賞のページを見てみてよ」 

響「あっ!これって!」 

雪歩「茶葉も出してるんだ」 

真「そしてこの伊右衛門の味を100%引き出すことが出来るのは雪歩しかいないんだ!」

雪歩「真ちゃん……!」 

真「ごめんね雪歩。別に隠すつもりはなかったんだけど、元々懸賞で当たったお茶は雪歩にプレゼントしようと思ってたんだ。」 

響「そうだぞ!真も自分も、それに他の事務所の皆だって雪歩が淹れてくれるお茶大好きだしね!」 

雪歩「真ちゃん……!響ちゃん……! 
   本当にごめんね、私伊右衛門のことを誤解していたのかも」 

真「雪歩の気持ちを考えないで怒鳴ったりしてボクこそごめん!」 

響「二人が喧嘩し始めた時はどうなるかと思ったぞ…… 
  妙なプレゼンも何事かと思ったけど」 

真「あはは、ところでさ雪歩、お願いがあるんだけど…」

真「ボクにお茶の淹れ方を教えてくれないかな?」 


おしまい

omake 

~~~ 翌日 ~~~ 

響「はいさーい!」 

P「おっ!どうした今日は凄い元気良いじゃないか!」 

響「ふふーん、何と自分も懸賞に当選したんだぞ!」 

P「この前の真といい皆ツイてるな!」 

響「自分完璧だからな!真が羨ましくてつい色々な所で応募しちゃったんだ」 

P「でだ、響は何が当たったんだ?」 



響「驚いちゃ駄目だぞ!なんと自分が当たったのは2000万円だぞ!」 



P「そ、それって…」 

響「受け取るのに手数料がいるみたいで、今日の午後までに50万円をこのセンカワタカオって人に振り込まなきゃいけないんだって」 

響「届いたらプロデューサーにも何か買ってあげるね!」 

P「」 



おしまい


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