1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/06/25(土) 22:08:46.25 ID:cn3GutNn0
イタリア ローマのコロッセオ_ 



とぅるるるる とぅるるるる 

「もしもし、ドッピオです」 

「…ボス、およびでしょうか」 

『…ああ』 

「ボス、何の命令ですか?」 

「わざわざ、指令をここでやるなんて」 


「ドッピオ、お前だけに頼める任務だ」 

「これは、私が最も信頼しているお前にしか頼めない」
2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/06/25(土) 22:09:13.22 ID:cn3GutNn0
ドッピオ「ハイ…そんな任務を任せれれて、光栄です」 

「…で、説明に入るぞ」 

ドッピオ「はい」グッ 


「…ドッピオ、私は帝王として正体を探ろうとするものをボーナスカットの刑にしたり」 

「見つからないようにお前を使ったり」 

「とにかく正体を隠し続けていた」 

ドッピオ「はい、現にいままで正体がわかっているものはいません」 

「…だが、そろそろ疲れてきた。それでだ…」
3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/06/25(土) 22:09:54.08 ID:cn3GutNn0
「隠居…しようと思う」 

ドッピオ「え?」 

4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/06/25(土) 22:10:32.91 ID:cn3GutNn0
3日後 イタリア ヴェネツィア 


ギアッチョ「…なあ、イルーゾォ。こっちの道であってんだろーな」 

イルーゾォ「間違いない。地図にはこっちと書いてあった」 

イルーゾォ「というか昨日カーナビを壊したお前が悪いんだ。地図が間違ってても文句言うな」 

ギアッチョ「うるせえ。なんで壊したか覚えてないけど壊したもんは戻らないんだよ」 

イルーゾォ「……」 
5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/06/25(土) 22:11:08.16 ID:cn3GutNn0
ギアッチョ「にしてもよ、ソルベとジェラートの見舞い。めんどくせえな」 

イルーゾォ「そういうな。死んでないだけましだろう」 

イルーゾォ「あと、後でリゾットもくるだと」 

ギアッチョ「そうか」 

ギアッチョ「お」 

ギアッチョ「…フゥー、着いたみたいだな」 

イルーゾォ「確かここの6階と8階だったな」 

ギアッチョ「6階」 

イルーゾォ「わかったわかった」
6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/06/25(土) 22:13:40.06 ID:aw+LGn4/o
隠居すんのかよららら
7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/06/25(土) 22:16:27.05 ID:cn3GutNn0
ヴェネツィア病院 6階 


ピンポーン 

ギアッチョ「フーウ。ソルベの病室はここの一番奥か」 

ギアッチョ「めんどくさい位置にあるな…」 

ギアッチョ「……」 

ギアッチョ(妙だな…まったくと言っていいほど音が聞こえない) 


ギアッチョ「ホワイトアルバム」 


ギアッチョの周りの水分が、瞬時に凍りつき 
ギアッチョはスタンドを身にまとった。 


ギアッチョ「…どこにいる、スタンド使いか?」 

「…」ペッ 


ギアッチョの真上…7階から、液体…唾が落とされる 
凍らせる前に即、ギアッチョに唾があたる 

ギアッチョ「なんだ?みず…いや、唾か?きたねーな」
8 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/06/25(土) 22:16:59.19 ID:cn3GutNn0
ギアッチョ「だが、これぐらい凍らせるのはわけな……!」 

ギアッチョ(ナニィ!?か、体が浮いて…) 

「ジャンピン・ジャック・フラッシュ」 

「はは、この無敵の能力さえあれば、なんでもできるぜ」 

ギアッチョ(…ぐぅ、とにかく、ここは逃げるか…?だが、そうするとソルベは…!) 

ギアッチョ「テメー、何者だ!」 

「ん…呼吸出来てるのか?…よくみたら変なスーツ着ているな。スタンドか?」 

「まー、どうでもいい。始末させてもらうか」グッ 

ギアッチョ(…今、呼吸と言ったな。呼吸出来ない状況ってことか…?スーツにある空気はあんまねーぞ…)
9 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/06/25(土) 22:17:42.42 ID:cn3GutNn0
その頃 

ブチャラティ達の隠れ家 


ブチャラティ「ジョルノ、そこにある書類。取ってくれ」 

ジョルノ「はい。ところでさっきから何をやっているんですか?」 

ブチャラティ「ああ、ボスへの定期報告をまとめているんだ」 

ジョルノ「ボスですか…トリッシュは元気ですかね」 

ジョルノ「4日前に手紙は届きましたけど」 

ミスタ「なんだジョルノ。恋しくなってんのか?」 

ジョルノ「そういう訳ではありませんけど。ただ、思いだしただけです」 


コンコン コンコン
10 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/06/25(土) 22:18:24.36 ID:cn3GutNn0
ジョルノ「あれ?二人とも、誰か呼びましたか?」 

ミスタ「いや、俺は知らねー」 

ブチャラティ「俺も知らない。ジョルノ、開けに行ってくれ」 

ジョルノ「はい」 

ミスタ「気を付けろよ、新手のスタンド使いかもしれねーぜ」 

ジョルノ「大丈夫です」 


11 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/06/25(土) 22:19:11.68 ID:cn3GutNn0
ジョルノ「ゴールドエクスペリエンス、ドアを開けて下さい。いつでも殴れる用意をして」 

ゴールドエクスペリエンス「…」グイッ 

ドッピオ「すいません。ブチャラティはいますか?」 

ジョルノ「…いますよ。ところで組織の人ですか?」 

ドッピオ「はい、ヴィネガー・ドッピオ。ボスの命令できました」 

ジョルノ「…ボス!」
12 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/06/25(土) 22:19:43.36 ID:cn3GutNn0
ドッピオ「それで、ブチャラティを呼んでくれませんか」 

ジョルノ「…ブチャラティ、お客さんです」 

ブチャラティ「ん、分かった……ドッピオさん」 

ドッピオ「お久しぶりです。ところで、ここにはほかに誰がいますか?」 

ブチャラティ「ミスタが一人です」 

ドッピオ「そうですか。じゃあここで説明するので、呼んできて下さい」 

ジョルノ「あ、僕が行ってきます」 

ブチャラティ「…ありがとう。ジョルノ」
13 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/06/25(土) 22:20:45.56 ID:cn3GutNn0
京は水会ですがここまで 
平和な5部です 
初ssなのでなにかとガバってるっとおもいますがご了承ください


転載元:http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1466860125/